未公開株のリスク
2017年 02月 18日
未公開株を経験された方なら、嫌というほど、というか癖になるほど思い当たるかと思います。
グリーンシート時代に、癖になるほどそのリスクを感じてまいりましたが、
グリーンシート登録株がすべて片付いた(単に無くなっただけ?)今なお、リスクが顕在化します。
今回の会社は、エルアンドイーホールディングスという会社。
恐らく知っている方はほとんどいないでしょう。
この会社は、持ち株会社で、GS時代には洛王セレモニーという会社でした。
GS登録後、見込み資金が集められなかったのか、事業が低迷。
その後第三者割当増資をし、収益力が向上し、十分な利益を出しながら、継続的な配当を出せるまでに成長を果たしました。
GSがあと数年続いていれば、上場できる会社であったと思います。
・・・しかし、GSの廃止を理由に、プライベートカンパニー化。
「まぁ、どうせ上場するまで売らないし・・・」
ところがその後風向きが変わります。
L&E HDへの持ち株会社化とともに、1000⇒1の株式併合が行われます。
この狙いが、小単元株主のGS投資家排除であることは容易に推測できます。
まあ、ここら辺の経緯はコウカイミコウカイでも触れさせていただきました。
そしてこの度、手紙が参りました。
総会通知にしては時期が早いので、ちょっと嫌な予感がしたのですが・・・
まさに的中!
僅か半年余りで再度の株式併合の臨時総会。
2⇒1株の株式併合です。
俺を狙い打ちかよ!
と言いたくもなるのですが、まぁ10単元程度の株主は他にもいたでしょう。
併合の理由が、1単位の株価の適正化やなんやかやと御託を並べていますが・・・
2株を1株で適正化って・・・そもそもオタクの株、今流通していれば100万近いはずですよ!
東証の基準だって30万以下といっているのに、それで併合かい!
まさに、屁理屈。
どうも上場かなんかに先駆けて、よそ者を排除したいらしい。
そんなわけで、今回の買い取り価格も、前回の650円の1000倍に過ぎませんが・・・
文句の一つも言ってやりたいのですが、わざわざ総会に行けるほど暇でもないので諦めます。
(年を取ると諦めが良くなってしまいいけませんねぇ)