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上海よりも大打撃

上海発の世界的暴落も、一週間を経過し、落ち着きを取り戻してきたような今日この頃。

このまま何もなかったかのように戻っては行かないだろう、と思っているのですが、実は今の私にとって、そんなことは大きな関心ではありません。


中国のAH格差銘柄に投資していたので、年初来からの上海の騰がり方が、いかに異常であったか…
異常な値上がりであれば、当然その反動は大きくなる…
というわけで、上海電気集団の売却代金を含めた現金は多めに持っていましたし、信用買いも全くやっていませんでしたので、今回の急落局面では、どこで何を買うかだけを考えていました。(当然そっちではサクッと儲かりました)

そういうと、こいつは儲かっている、と思われるかもしれませんが・・・実は、大きくやられています
(金額的よりも、自身の投資スタンスへの自信が、です)



私の外国投資の基本スタンスは、二つに分けられます。
一つは、安定して配当を出しそうな株で経済成長の恩恵を中長期でねらうもの。
もう一つは、無配であっても短期から中期的に2倍から10倍程度の一発高の可能性を秘めるもの。

日本でもボロ株投資が、自分のもっとも得意なところと思っているので、一発狙いには熱が入っていました。

ところが・・・


1発目
は、少し前から書いている日越医療機器(JVC)ですが・・・。
海外からも優良株との評価を受け、外国人の所有上限である49%を海外投資家が所有していました。

そんな優良株の会長が突然の逮捕、経営破綻説が流れました。この22000ドンから7000ドンへの急落場面を待って待って参入したつもりが、自律反発もほとんどなく、筆頭株主である投資会社から派遣された、期待の日本人会長は僅か1か月でまさかの辞任・・・。
直前の財務内容では、どう転んでも破綻しようがないはずなんですが・・・大がかりな粉飾が疑われています。

・・・とすると、相当前から粉飾されていなければならないのと、必要以上に麗美に粉飾した意図が自分にはよく理解できません。



そして2発目、これも前に少しふれたPXLという会社です。
ロンソン石油化学コンビナートの開発に携わる目的で、大手建設会社2社により設立された同社ですが・・・資金が集まらず苦戦していたものの、今期決算には自信を示す社長のコメントを見つけました。
四半期決算情報も外国証券会社のリリースを探し、1Qが順調で打診買い、2Qはさらに好調で「これは確かに以前の社長のコメント通り」と、3000ドンだいで買い集めたのですが・・・。
お盆時期に、発表済みの1Q、2Q決算を大幅に下方修正すると発表!

ええ?1Q発表したときから4か月もたつのに、ココで修正ですか?



で、まさかの三発目は、なんと、一番期待していたインドネシアの海運会社。

値動きが異常です。

500割れ処での保ち合いが、上海暴落により底割れするや連日暴落していましたが、350で止まらず、300、250、200と世界が猛反発局面になっても下げ続け、昨日はなんと182ルピアにまでなりました。
今日は極端に商いを減らしてはいますが、猛反発とは至らず、投資家も迷っているように思います。

売上は5年前の10倍、利益は前々期の2.5倍、前期に無借金化し自己資本比率も手厚く、しかも今の株価からすると、PERは1.8倍、PBRは0.38倍、ROE27%・・・


1弾目は、あえて火中の栗を拾いに行ったので、そんなこともある、との覚悟はできていたのですが・・・
まさかの三連発は・・・

これでダメなら外国株からは撤退しないとですね。

阪神ファンなら今でもあの興奮が忘れられない
伝説のバックスクリーン三連発!
上海よりも大打撃_c0073205_21540844.jpg


槙原の気持ちがわかったような気がします014.gif





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by uniuni4562 | 2015-08-31 21:56 | その他外国株 | Trackback | Comments(0)

10代で株を始め資産3億円達成、22年FIREしました。「裏道花山」を信条に嗅覚と閃きのトレード日記と、一味違うオススメマイナー銘柄をお届けします。 Twitter:zeni1_VN


by 銭1