先週の電子システムに引き続き、旅籠屋から総会の開催通知が届きました。
コロナが特需になったコンピュータシステム工事会社とは打って変わって、旅籠屋は大打撃を受けた宿泊業になります。
影響の出た3月から期末の6月までは4ヶ月。
通年であれば、期間収益的にはややプラスで推移する時期に当たりますが、今期に至っては、夏休みに当たる1Qの黒字を切り崩してもあまりある、大赤字となりました。
ちなみに8月の月次は-34.9%の47.5%の稼働率と影響は依然継続しています。
このままでは今期の黒字転換も望み薄です。
そんな宿泊、旅行業界に差す希望の光がGOTOトラベルとなりますが、これについて旅籠屋への寄与度は高くないと見ています。
このGOTOトラベルキャンペーンの概要は、登録宿泊施設の宿代やツアー旅行代の35%(+15%)の費用を国が助成ことで、負担を軽減し国民の旅行を促すものです。
つまり、「安く旅行に行ける」訳ですが、その浮いたお金で、もっと旅行に行く!というより、もっと宿をランクアップする!という行動になると思うのです。
すなわち、宿泊業でメリットの受ける施設は、より高級な…平たく言えば星野リゾートに恩恵がある仕組みではないかと思っています。
旅籠屋もリモートプラン、平常心で営業など、対策を講じていないわけではないのですが、いかんせん、今わざわざカジュアルな旅行!とはなりにくいのが実際のところでしょう。
家族がフラッと出向ける日常の旅行…早くその空気に戻って欲しいと思います。
今回は久々に総会に出席できる予定です。
その辺をゆっくり聞けたらいいなと思っています。
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